青が絡むデッキならばまず間違いなくFoWが入ることを体言しているデッキ

2010年6月14日趣味

今AMCに行かないかい？って誘われてふと思ったんですけど、AMCとかレガシーの大会で自分以外で親和を使っている人って見たことないんですよね。で、他の人が使う親和ってどんなやつだろう？という訳でAMCの対戦マトリクスを順に見たらなんといました。第60回の27位の方です。どなた様のデッキか存じませんが、以下勝手にコピペです。もし無断掲載に不都合がある場合は言ってください。

●メインデッキ
1《平地/Plains》
4《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4《教議会の座席/Seat of the Synod》
4《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
4《不毛の大地/Wasteland》

1《溶接の壺/Welding Jar》
1《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《頭蓋囲い/Cranial Plating》
4《虚空の杯/Chalice of the Void》
4《思考囲い/Thoughtseize》
4《Force of Will》
2《マイアの処罰者/Myr Enforcer》
1《粗石の魔道士/Trinket Mage》
4《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》
4《金属ガエル/Frogmite》
4《エーテリウムの達人/Master of Etherium》
4《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
4《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
3《金属モックス/Chrome Mox》

count:60
●サイドボード
3《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《溶接の壺/Welding Jar》
4《真髄の針/Pithing Needle》
4《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》

count:15

FoWが入ってるじゃありませんか。これが噂に聞くAfownityというデッキですか。コンボに対抗するためにFoWを入れるのはありだと思いますが、それにしても調整されつくした印象を受けるレシピですね。
まず青いカードが13枚。個人的にはFoWの安定運用ラインは青のカード16枚前後を想定していたので、物読みを入れずにFoWを使うのはなかなかすごい。
そして安心と信頼の思考囲いも4枚…？あれ？黒マナが出せる土地がない？金属モックスでしか黒マナを出せないとは。思考囲いをキャストするには金属モックスと思考囲い＊２をツモってこないといかん訳です。でも青マナも欲しいので青のカードを刻印する事もそれなりに多いのでは？恐らくその場に応じて何を刻印するか、あるいはしないかを柔軟に決めるのでしょうが…。
そして土地の中に燦然と輝く「平地」。確かに親和は普通流刑を食らうと土地を出せないので、私もエクテンでは血染めの月の使用も考慮して島を１枚仕込みました。レガシーはマーフォークの使用率が割と多いのであえて島にしないというのは分かりますが、沼ですらないとは。ぱっと見た感じ白マナを要求するカードは１枚もないので、黒マナを出せる土地を増やすことよりも流刑や法学者を警戒させる事等いわゆるブラフを優先したという事なのでしょうか。

不毛、Will、思考囲いで相手の行動を制限しながらクロックを用意するデッキなのだと思いますが、結構複雑なデッキだし、シンクロ率がかなり高くないと使えない気がします。

Afownityは私には難しすぎるので当分いつもの出して殴る単純な方の親和でいいです。